withコロナという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
我が家はテレビが無いので、専ら情報はネットから得ているのですが、ネットはフェイクニュースも多い為、感覚の合う科学者や作家の方の情報を中心にし、右往左往しないように心がけています。
そこから学んだことの一部ですが、withコロナという言葉を最近では毎日のように耳にします。少し前まではafterコロナという言い方の方が多かったように思えます。どちらの言葉も伝えようとしていることはほとんど同じで、コロナが流行する前と後では社会のあり方から人々の行動までもが変わる。つまり、『コロナの影響が大きいのは今だけで、あと数ヶ月みんなで自粛して感染者数が落ち着けば、コロナが流行する前のあの頃に戻れる。』ということはおそらくないということです。
それは、コロナの影響によって、これからの世界や社会のあり方、行動パターン、人との接し方などあらゆるものが新しいものに変わっていくということだと思います。
今、多くの人が通勤をやめテレワークとなり、子供たちも学校へ登校することなく過ごしています。これらの事が感染がピークを過ぎるまでの今だけの特別なことではなく、これからのスタンダードなものへと変わる可能性があります。
例えば、学校では40人のクラスだとしたら、今のままではソーシャルディスタンスが保てない為、20人ずつに分かれ、交互に登校し登校しない20人は自宅でオンラインで授業を受けるといった形も考えられるかもしれません。(これは僕の勝手な妄想から生まれた案です。)何らかの段階を経て完全なオンライン化へと進んでいくのだと思います。
また、宴会やパーティーといった多くの人が集まる機会は今後なくなるかもしれませんし、冠婚葬祭の形は変わり、ライブやセミナーも規模によっては今後、開催が難しいのかもしれません。旅行もこれまでのような気軽さでは行けない場所がでてくるかもしれません。
つまり、これまでの常識が常識でなくなるかもしれないということです。また、衰退する職業も出てくると思います。しかし、出来なくなることがあるのなら、出来るようになることも誕生するのが自然の法則だと思います。なくなる職業があれば新たな職業も生まれるのでしょう。これまで出来ていた事ができなくなるのは苦しさをともなうことではあると思いますが、これまで出来なかったことができるようになればワクワクする事も増えてくると思います。
このような時代には、身も心も柔軟に物事や環境に対応できる必要があるのではないでしょうか。
今、大切なのは、
1)コロナにかからない事。
ワクチンが出来るまであと1年とか1年半とか言われていますが、それはあくまでもワクチンが完成するまでであって、そこから量産されて誰でも打てるようになるまではもっと時間がかかると予測されます。かからないためにできる事は、新たな情報が出てこない限り、今現在言われていることを徹底して行うことしかないのではないかと思います。
2)コロナにかかっても症状が出ない、もしくは軽症ですむ。
感染を拡めないためには、ある程度症状があった方が、本人や周りが自覚し抑止力が働くとは思いますが、個人のことだけを考えたら、やはり症状は出ないほうが良いですよね。
3)コロナの情報や時代の変化に恐れることなく楽しく過ごせること。
日本赤十字社だったと思いますが、『ウィルスがもたらす第2第3の感染症は、不安・恐れ・嫌悪・差別・偏見』というのがありました。感染症によって、かからなくとも不安や恐れから人に対して差別したり嫌悪する方が増えてくると思います。仕事がなくなったり減収したりする人も多くなっていきますから、ますますこういったことは多くなってくるのではないかと思います。
コロナに対して、恐れや不安を抱くで、何らかの形で身体には不調が現れてくると思います。そうなってしまったら、コロナに実際にかかっていなくても、体に現れる症状が違うだけで健康を損なうということでは相違ありません。
当院の施術として、お力になれるのは2)と3)についてです。
2)は、オステオパシーによって骨格や内臓の位置を整え、循環系を改善することで免疫力が上がることを期待できます。また、コロナについては肺炎の症状が主な症状だとは思いますが、血栓の問題が死因につながっているのではないかとの研究結果も出てきているようなので、その点においてもオステオパシーは有効的な手技です。コロナに関しては、かからない事も大事ですが、かかっても大丈夫な様に身体をメンテナンスしておく事も自分や家族を守るのに大切なことだと考えております。
3)については、身体が整うと精神面も整うことが期待できます。もちろん、精神的に大きな問題があった場合は、そちらを心理面などからサポートする必要がありますが、身体からのアプローチで改善する問題も多くあります。身体も思考も柔軟でいられることが、現在の経験したことのない状況を生き抜くのに大切だと思います。これは、店名に込めた想いとも重なります。
以上が今、身近な方々に伝えたいことです。
またこれらは、コロナに対するものではなく、すべての身体の不調に対するものでもあります。
日本人のコロナにまつわる数値には疑問が多くあります。陽性者数が少ないのは検査が少ないからじゃないかとか、そもそもPCR検査ではコロナ以外の問題でも陽性になるからあてにならないとか…しかし、コロナによる死亡率が低いことだけは信じて良いのかもしれません。なので、もしかしたら、日本だけこのまま爆発せずにジワジワと感染者数を減らし、これまでのような生活に戻れるかもしれませんが、それでも今は良くない未来を想定し、行動できることが大切なのではないかと思います。
このブログが誰かのために少しでもお力になれたらなと思います。